5月も後もう少しになってきましたね。時間が過ぎるのが本当に早く感じます(・・;)
さて今日は、手軽にできる刺繍飾りを作ってみましたので、紹介していきます。
気軽に読んでみて下さいね(^^)
完成品
今回作成したものです。フォトフレームに入れてみました。
出来上がりの布のサイズは、5.6cm×5.6cmです。
所要時間
約3時間〜4時間程度です。
慣れている方でしたら、もう少し早く作成できると思います。
材料
- 布
- 刺繍枠
- 刺繍糸
- フランス刺繍針
- フリクションペン(“水で消せるチャコペン”もおすすめです)
- 糸切りハサミ(ハサミでもOKです)
- 紙
- ボールペン
作成方法
紙に絵の下書きをする
今回は、すずらんなのでこちらの絵を描きました。この下絵は実際に作成した後、刺繍しやすいように描き直したものです。皆さんが作成される時は、こちらの絵をもとに製作してみて下さい。
下書きを布に写す
紙に書いた下絵を布に写していきます。
ペンは、“フリクションペン”を使用しました。
下絵の上から布を重ねて写していきます。布の色が白っぽいものだったらある程度透けて見えると思います。見え難い場合は、下絵の下からスマートフォンのライトなどで照らすと透けて見えやすいです。
刺繍枠に布をセットする
刺繍枠に布をセットします。出来るだけ布が歪まないようにピンっと張ります。途中で布が弛んでしまうと、刺繍がしにくくなります。
使用する刺繍糸を準備する
今回は、ダイソーの刺繍糸を使用します。濃い緑と白を使用しました。色は好みのものを使用して下さいね。
今回は、茎の部分のみ1本どりで、他の部分は2本どりで刺繍をしました。刺繍糸は6本が束ねられて1本の糸になっているので、1本づつ引き出して使用します。
葉っぱ部分は「アウトラインステッチ」をする
刺し始め
葉っぱ部分から刺繍をしていきます。「アウトラインステッチ」をしていきます。刺し始めは、裏側から針を出します。針を引っ張り糸を引きます。下の写真のように裏側に糸が5〜7cmくらい余るようにして下さい。この糸は、後でキレイに処理するためのものなので、絡まらないように左手で押さえながら作業するか、マスキングテープなどで端にとめておいて下さい。
ある程度アウトラインステッチを続けてすると、裏側は下の写真のようになります。
最初に余らせておいた糸を針に通して、ステッチした部分に通していきます。
何度が通す場所を変えて行います。糸が短くて通すのが難しい場合は、下の写真のように、針の穴が開いている方から通すと上手くできると思います。
3回ほど通したら、このようになります。
余りの糸は短く切って、縫い始めの糸処理完了です!
アウトラインステッチのやり方
- 針を出した所から少し離れた場所に針を刺します。
2.先ほど刺した場所と最初に針を出した所の真ん中に裏から針を出します。
3.1で刺した距離と同じくらいの場所に針を刺す。
4.1で刺した糸の所から針を出す。
5.糸を引っ張るとこのようになります。これを繰り返ししていきます。
アウトラインステッチを隙間ができないようにするとこのようになります。ポイントは、葉っぱの中心線に平行になるようにステッチをすることです。もう半分も同じようにステッチしていきます。
途中で糸が短くなってきたら、糸を交換します。糸の処理は、今までステッチしてきた部分に糸を通し絡ませていきます。
糸を通して余りの糸をハサミで切ります。これで糸の後処理完了です。
糸を変えて、また刺し始める時は、最初と同じで少し裏側に糸を余らせた状態でステッチをしていきます。ある程度ステッチできたら、裏側の糸に針を通して今までステッチした部分に通していきます。
ステッチの方法は、同じです。
左右の葉っぱ部分が刺し終えたら、こんな感じです。
次は、刺繍糸を1本にして茎部分をステッチしていきます。
刺し始め、刺し終わりは、同じ方法です。アウトラインステッチをしていきます。
一部を残して茎部分のステッチをしたらこのようになります。この茎だけ離れた位置にあるので、今回は先にお花部分のステッチをしていきます。
花部分は「サテンステッチ」と「フレンチノットステッチ」をしていく
刺し始め 糸を交差させるように刺す
裏側から表側に向かって針を出して、近くに刺します。再度裏側から刺す時は、バッテンになるように刺します。
この時、裏側も同じくバッテンになるようにすると、解けにくくなり良いです。下の写真のようになります。
◯部分にサテンステッチをする
下絵で◯になっている所をサテンステッチで埋めていきます。
最初に刺した糸に平行に刺す事と、隙間ができないようにする事に気をつければ、キレイに刺せます。
下書きの点の部分にフレンチノットステッチをする
1.下書きの点部分に内側から針を出します。
2.針に糸を2〜3回巻き巻きつけます。今回は、3回巻きつけていきます。粒の大きさを小さくしたい方は2回にしてみて下さいね。
3.針を糸が出ている部分の近くに刺して、左手で巻き付けた糸を引っ張ります。ここで緩んでいるとキレイな粒になりません。
4.左手で糸を引っ張りながら、針を引っ張ります。
5.引っ張り終えるとこんな感じです。下絵の点がうってある所にステッチを同じようにしていきます。
ちくちく…
ちくちく…
お花を先に全て刺し終えたら、残った茎部分を刺していきます。先にお花をした方がいい理由は、裏の糸処理がキレイにできるからです。全て刺し終えるとこのような感じになります。
ドライヤーで下絵の線を消す
よく見たら下絵の線が見えている部分があります。フリクションペンの良いところは、「ドライヤー」で簡単に見えなくすることができるところです。
少し熱く感じることもありますので、ドライヤーを当てる時は火傷に注意して下さいね。
完成
これで完成です!お好みでフォトフレームのサイズに布を切って入れてもいいですし、刺繍枠ごと飾っても可愛いと思います。
布を切りっぱなしにすると端からほつれてきますので、切った後ボンドを端に薄く塗るとほつれにくくなりますよ(^^)ぜひお試しください!
最後に
お花は、心が和みますね(о´∀`о)
生花はちょっと飾れないけど、これなら大丈夫な方もいるのではないかなぁと思い製作してみました。
お家に飾るのもいいですし、お友達にちょっとしたプレゼントであげるのも良さそうです。
刺繍は時間が少しかかりますが、その分気持ちがこもるので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
ではまた🙋♀️
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