近年では、結婚式の招待状も様変わりしてきています。紙の招待状はもちろんのこと、パソコンやスマートフォンで簡単に作成できるweb招待状サービスがたくさんあります。
しかし、web招待状ってどんな事ができて、どういうものかまだ分からない方が多いと思います。
そこで、自分自身の結婚式の招待状に『wedding day』 という無料web招待状サービスを使用したのでどういったサービスか、使用してみて良かった事、ここがイマイチという事を全て紹介していきます。
web招待状を検討している方はぜひ気軽に読んでみて下さいね(^^)
wedding dayとは?
株式会社canonicaが運営している、結婚式・1.5次会・二次会のweb招待状を作成すことができるシステムです。決められた項目を入力するだけで簡単に招待状を作成することができます。
招待状を作成し、集計するまで無料で利用する事ができます。
また、二次会代行や景品、写真撮影等も手配可能です。
(写真撮影は東京23区と横浜市のみ・1日5組限定)
使用方法
無料会員登録をする
会員登録を行います。メールアドレスや結婚式の日程を入力します。
基本的には流れに沿って必要事項を入力するだけです。
招待状を作成する
まずデザインを選びます。全43種類の中からお好みのデザインを選びます。
デザインは、何度でも変更可能です。
前撮り写真や、思い出の写真、動画等も載せる事ができます。(デザインによって、動画は載せられないものがあります)
記載されている項目に沿って必要事項を記入していきます。
(挙式会場・挙式開始時間・披露宴開始時間等を記入します。)
備考欄には、特に記載しなくてもよいです。最寄りの駅にバスを手配するカップルは、備考欄にバスの時間や停留場所を記載しておくと分かりやすいです。
また、受付をお願いする方に送る招待状であれば、集合時間を記載しておくとよいです!
オプション設定をクリックすると、招待状のURLを変更できる画面が出てきます。二人の名前や思い入れのあるフレーズ・日付等に一部変更できます。
最後にゲストに回答して欲しい項目にチェックをしていきます。
必ず回答して欲しい質問には、“必須”にチェックをします。
また、当日ゲストが乗るバスを手配する場合や、宿泊利用の有無等をゲストに確認したい場合は、質問項目を自由に追加する事ができます。
それぞれ質問文を追加して、“必須”か“任意”にチェックをつけます。
これで保存したら、招待状の完成です!
招待状の作成は、悩まなければ15分くらいで出来ました。とても早いです。
招待状を送る
“ゲストに送る”というボタンを押して送信方法を選びます。
私は、LINEで送りました。LINEで送って良かったと思うところは、きちんと届いて相手が見た事が分かるところです。
紙の場合、住所が変わって届かない場合は送り返されてくるので分かります。
web招待状の場合は、Eメールで送付した場合、きちんと届いてなくても送り主にその事が分からない場合が多いです。なので、web招待状はLINEがおすすめです。(普段からEメールでやり取り出来ている方に送付する場合は大丈夫だと思います。久しぶりに連絡を取る方には特に注意が必要です。)
いい所
・招待状の作成から、集計まで無料で使用することができる
・アニメーションがついているデザインが豊富でおしゃれ
(全43種類、アニメーションありは25種類)
・初期設定の状態でおしゃれな画像が入っているから、写真がなくてもOK
・質問事項をカスタマイズできる
・招待状を何パターンも作成できるので、受付さん用、親族用、他のゲストで送り分けることが出来る
・式場の地図を挿入できる(googleMap)
・アドレス(URL)をカスタマイズできる
・時間を節約する事ができる(主催者側・ゲスト側両方)
・カウントダウンフォトを作れる
・招待状の返信情報をエクセルで保存できる(PCでリストにできる)
いい所がたくさんありました。想像以上です。
無料で最初から最後まで利用することができるシステムなので、デザインのクオリティや作成方法がわかりにくいのかなと思っていましたが、期待を上回るオシャレなデザインが多数あり、作成手順もシンプルで分かりやすかったです。
どのデザインもデフォルトで雰囲気に合った画像が入っているので、写真がないカップルでも利用可能です。私は招待状に自分達の写真を載せるのが恥ずかしかったので、デフォルトで画像が入っていて助かりました。デザインによってデフォルトの画像が違うので、ぜひ確認してみて下さい。(プレビューでは、デフォルトの画像は出て来ないです。“デザインを選ぶ”で選択した後見れるようになります。)
質問事項を自由に増やせるのはとても便利でした。
バスを手配するカップルや、遠距離からゲストを呼ぶカップルにはおすすめな機能です。というのも、バスを利用する人数や、遠方からゲストを呼ぶ場合は宿泊利用の確認や式場でのヘアセットや着付等の利用の有無の確認も招待状でする必要があるからです。これだけでもかなりの質問数ですが、問題なく増やす事ができます。紙の招待状の場合は、案内事項が多いと封筒に入れる付箋が増え、送料が増額する可能性がある他、返信用ハガキに回答項目をたくさん記載しないといけないので文字が小さくなり、読みにくくなってしまいます。これは主催者側・ゲスト側両方の負担が大きいと思います。
また紙の招待状は、宛名を手書きで記入したり、郵便局に切手を購入しに行ったりしないといけないので、完成してから配送までに時間がかかります。しかし、web招待状は完成したらすぐ送付できるので時間がかかりません。そしてゲストも返信用ハガキをポストまで出しに行く必要がなくなるので負担が減ります。
お互いに時間的な負担や手間を削減しつつ、やり取り出来るのがとても良いなと思います。
最後に、カウントダウンフォトを簡単に作成する事ができます。よくSNSで見かけるので憧れていました!いつか自分もこんな画像作ってみたいなと思った方もいると思います。カウントダウンは、挙式日を設定すると自動で数字が表示され、お好きな画像を選択すると勝手に合成してくれます。また文字も好きなものを入力できるので、節目節目でコメントを変えても面白いと思います。
招待状の返信が来た後、バスの利用やアレルギー情報、着付を利用する方のリストを作成する際も簡単です。
PCからweddingdayにアクセスすれば、一括ダウンロードすることができます。
【席次表をPIARYで作成される方への注意事項】
席次表をPIARYで作成される方は、ゲスト情報をExcelで一括登録することができるのですが、weddingdayとPIARYでエクセルの項目分けが少し違います。
おそらくそれが原因だと思いますが、PIARYの方で住所をみたら変な変換をしている場合があります。
特に番地やアパートやマンションの部屋番号の数字が変換されていました。
例)〇〇県△市□□町1丁目1-1 →〇〇県△市□□町1丁目 January 1st
少し手直しは必要ですが、ゲストの住所を利用する必要がなければ、スルーしても良い部分かなとは思います。
イマイチな所
・作成した招待状を切り替えるボタンが分かりにくい(複数作成した場合)
・アレルギーに関する質問文
上記の2点以外は、不満はなかったです。
複数の招待状を作成した場合、画面の一番上に“招待状1”“招待状2”という風に表示されます。最初はどこで切り換えるか分からずに焦ってしまいましたが、分かってしまえば問題ありませんでした。
また2点目のアレルギーに関する質問文に関しては、ゲストへの解答方法を必須にしている場合は、ゲストがスムーズに解答をできない場合があるなと思いました。
詳しくは、下記の「実際に起きたトラブル」の「全て解答したのに、画面が切り変わらない」を読んでみて下さい。
実際に起こったトラブル
今回、私は親族以外のゲストにweb招待状を送付しました。
(親族は年配の方も多いので紙の招待状にしました。)
その中で実際にあったトラブルをいくつかご紹介します。
全て解答したのに、画面が切り変わらない
これは1件ありました。招待状の解答事項(氏名・住所・連絡先等)を入力したけど次に進めないとういものです。原因は、1項目入力出来ていない状態だったためでした。
その項目が『食品アレルギー』です。weddingdayでは、質問項目をカスタマイズする事が可能です。質問文を自分で打ち込む事が出来ますが、アレルギーに関してはできません。決まった質問文が表示されます。加えて解答を『必須』か『任意』かに変更することができます。
私たちは、アレルギーの確認漏れを無くすために、解答を『必須』にして招待状を出しました。
その時のアレルギーの質問文がこちらです。
『アレルギー等ございましたらご記入ください。』
皆さんはどう感じましたか?この質問文を読んでアレルギーがない場合は空欄でスルーしてしまいそうですよね。解答方法に関わらずこの質問文なので、ゲストの方の中には空欄で良いと思う方もいるかもしれません。
今回その方は空欄で次の質問に行ってしまい、進めなかったそうです。
(送れない場合は、赤い文字でここを入力して下さいと表示されますが、焦っていたのか気づかなかったとの事)
なので、後日解答を『任意』に変更しました。
招待状を送った後でも解答形式の変更が可能なのはいい所ですね。
解答した後の確認メールが届かない
これは携帯電話会社によると思います。招待状を解答し終わるとweddingdayから自動送信メールが届くシステムになっています。しかし、迷惑メールに届いてしまう方が数名いました。
別に届かなくても問題はないのですが、ゲストからの問い合わせがありました。
改善する方法としては、“.weddingday.com”のドメインを受信できるように設定してもらいます。
メールの内容は、出席の方には、「ご回答をいただきありがとうございました。当日はぜひ楽しい時間をお過ごしください。」、欠席の方には、「ご回答をいただきありがとうございました。今後とも二人をどうぞ宜しくお願いいたします。」です。
*メール内容は、自分達で別途文章編集可能です。
最後に
今回は、web招待状「wedding day」を使ってみての感想でした。
web招待状はとても便利です。忙しいカップルさんには特に利用して欲しいツールですが、まだまだ浸透してないので利用を躊躇う方もいるのではないかと思います。
実際に送ってみて思ったのは、20代・30代のゲストの方は問題なく回答してくれる印象ですが、40代・50代の方は人によると思いますが少し不安があるなという印象です。
なので、ゲストの方に合わせてwebと紙の招待状を送り分けできると個人的には一番いいのかなと思います。
悩まれている花嫁さん達の参考になれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)/
では、また🙋♀️
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